話の束

本業のかたわら、たまに本も書いています。それとは別で、きままにエッセイとか小説とか、ぽろぽろと書いてみたいと思いました。

敗北

自分が負けたとき、敗北を糧にできる人は強い人。だろうか。

自分が負けたとき、世間を責める人は弱い人だろうか。

 

あきらめたとき、現状に満足しようと生業を変える人は弱い人だろうか。

あきらめて、あきらめきれずに抗い続ける人は、強い人だろうか。

 

強さと弱さとは思いで変わる。

 

敗北を敗北にするのも、あきらめをあきらめにするのも、自分の思いだ。

 

弱い人は去ればいい。

強い人だけが、自分の世界をつくる。

 

ただ僕は、偽りの強さを壊し続けるけれども。